多様性を認めるやさしい世界

BLOG

発達障害は脳の発達によるもので、 見た目には、病気や特性があることが分かりません。

障害に限らず、ジェンダーや国籍など、 “多様性”を受け入れる社会へと変化しています。

多様性って、つまり、ひとりひとりの違いを尊重するってことなんですが、

差別はいけません

みんなと仲良くしましょう

個性を尊重しましょう

実際はそんなありきたりな言葉で解決するほど、簡単ではないんですね。

そうじゃなきゃ、 世界中で差別や戦争が起こるはずはないんです。

もちろん、日本の社会の中でも、 少数派の人たちは生きづらさを感じています。今の社会構造の中では難しいことが多いんです。

多様性を認めるって、 “自分とは違う”文化の人のことを理解するということです。

私たちは皆、 自分の価値観の中で生きています。

◯◯とはこういうものだ

こうあるべきだ

こうじゃなきゃいけない

そんな風に自分の物差しで世界を見ています。

それは、私たちが今までの成長過程の中で教えられたり、経験の中で得たものだから、 価値観をもっていて当たり前なんだけど、

でもそれは自分の価値観であって、 他の人とは違うわけです。もちろん、家族でもね。

だから、

①自分が持っている価値観に気がつくこと

②相手のことを知ろうとすること

この両方が必要。

だけど多くの人は、 自分の”こうじゃなきゃいけない”、”こうあるべきだ”という価値観にさえ気付いてなくて、

世の中の常識や多数派の意見が正解だと思っているから、

考え方が違う人や、自由に生きている人、少数派の人に会うと、 相手が間違っている!自分勝手だ!行動を正せ!と 

相手を批判することにエネルギーを使ってしまうんです。

でもそうなってしまうのも仕方がないんですよね。

なぜなら、これまでの教育は、 社会にはみださないように、 集団生活の中での生き方を教えられてきたから。

相手に迷惑をかけないように、 他人に評価されることこそが、 大切だと思ってきたから。

でもそれだと、相手の顔色を伺いながら、理想の人間にならなきゃいけない。

多数派に合わせて、少数派は個性を押し殺しながら生きなきゃいけない。

そんなの、おかしいよね。

だから個性を大切に、多様性を認めようって流れ。

ただ、そうすると、 これまで培ってきた価値観とは真逆の考え方や見方が必要になってくるわけです。 当然、混乱しますよね。

決まりを守らなくてもいい

自分のペースが大切

できないことは無理にやらなくてもいい

誰かに頼っていい

自分ベースで動かれたら、 相手に振り回されるし、 周りの人も振り回すことになる。 人に迷惑をかけまくるわけです。

人に迷惑をかけてはいけない!と、これまで行動してきた人にとっては、相手のことが理解できないし、 怒りさえ覚えます。

でも、人間って生きてたら 誰かに迷惑かけてますよね。

生活するだけでお金はかかるし、資源を消費するし、ゴミもでるし、ひとりじゃ生きていけません。

みんな、できることとできないことがあって それらを補いあって生きている。

それが自然の姿だと思うんです。 社会の中に自分を合わせていくのではなく、自分の軸をしっかり立てて、社会と関わっていく。

これからはそういう世界になっていくんだと思います。というか、私はそうします😌

他人軸で生きるのでもなく、 自分勝手に生きるのでもなく、

自分も相手も大切にして生きる。

簡単ではないかもしれないけれど、 相手に寄り添い、認め合い、 お互いが分かり合える方法を考えていく。

そういう視点が必要です。

そんな人たちが増えたら、なんてやさしい世界になるんだろう。

それが私の夢。

学校は必ず行くもの

皆と同じように

そんな環境の中で育ったから、発達障害(グレー)とはいえ、どこまで許していいものか

子どもの行動を 色眼鏡をかけずに見ることが難しく、将来困るんじゃないかと不安になったりもしますが、

そんな古くさい価値観から、さっさと抜けして、子どもの存在そのものをただ認めることができたら、

案外、やさしい世界が広がっていることに気付きました。

理解しようとしてくれる人、力になってくれようとする人、寄り添ってくれる人がちゃんといるんですよね。

そんな安心感のある環境では、子どもものびのびと過ごせて、自分のできることを精一杯やろうとする姿も見られます。

あー、なるほど。

大人が不安になって心配して、あれこれ子どもをコントロールしようとしなければ、ちゃんと失敗しながら自分で考えて、ゆっくり成長していくんだな。

力になってくれる人たちがいること、そんな人たちと出会えるだけの運を持っているんだから、

きっとこれから先も大丈夫なんだと思っています!

angie♡

タイトルとURLをコピーしました