私のヨガストーリー

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こんにちはー。ヨガヒーラーのangie(あんじ)です😄

今日から肩書きを付けることにしました。これまで何もつけてなかったんだけど、これからヒーリングとしてのヨガを本格的にやっていくことにしたので、目的を明確にすることと、自分の意識付けのためにも名乗っていくことにしました😄

まだ慣れないのでちょっと恥ずかしいですが、頑張ります!そして今日は、「自分探しのヨガ」とはどういうものなのかを説明しようと思います。

「繊細でやさしい人のためのヨガ」とは?私のヨガストーリー

その前に、まずは、なぜ”繊細で優しい人のヨガ”なのか、私の経験をお話します。

それは、私自身が小さい頃から感覚が過敏で、疲れやすいという繊細な気質を持っていたからです。

特に、触覚(肌に触れるもの)と嗅覚(におい)に敏感なので、今でも日常生活の中で気をつけていることが色々とあります。洋服や下着の素材には気を使っているし、洗剤や柔軟剤の香料も苦手です。

そんな小さいこと?と思うかもしれないけれど、肌に合わない繊維は皮膚が痒くなって炎症になるし、香料は頭痛や鼻炎を引き起こし、日常生活が出来なくなるレベルです。

感覚が過敏なので、人の些細な表情や仕草を読んで相手の都合に合わせたり、また、相手のペースに振り回されて、自分自身が疲弊してしまうことが日常でした。

人生どん底だった時に出会ったヨガ

そんな私が、どうにもこうにも上手くいかなくなったのが、社会人になった時でした。アパレル会社に就職したのですが、慣れない土地での独り暮らし、不規則なシフト、長時間労働、深夜までの残業に加えて、ギスギスの人間関係…

今振り返ってみても”繊細さん”にとっては過酷すぎる環境での仕事でした。当時は、自分の特性を理解していませんでしたし、健康管理も自己責任という風潮だったので、当然配慮などありません。私も社会人になったのだから求められることをきっちりこなさなきゃ!と思っていたし、キツい上司や先輩たちの心を読んで行動してたので、相当無理をしていたんです。

1ヶ月もたたないうちに、体は悲鳴をあげ始め、全身はアトピーで真っ赤に腫れ上がり、体を動かすのもやっと…もちろん思考も働かず、死んだように仕事に行く毎日でした。一度上司に相談しましたが、新卒なら1年は辞めない方がいいと言われたので、その環境でひたすら我慢して働きました。

そんな人生で最も辛いときに、とあるスタジオで受けたヨガ。これまでやったようなフィットネスとしてのヨガとは違い、体はもちろん、心の奥まで癒されました。ヨガをすると、とても幸せな気持ちになったのです。

よし、ヨガを学ぼう!

その後、地元に戻り、結婚、出産。育児休暇を頂き、自分を振り返る時間ができたことで、どうしてもヨガのことが気になり、ヨガの勉強をしようと思いました。

でもまだ産まれたばかりの子どもがいるし、スタジオに通うことはできなかったので、通信で学べるヨガの講座が無いか探すことにしました。

ネットで検索すると、インドの伝統的なヨガを現地で学んでいる日本人の先生の講座を見つけ、これだー!!と思いました。

この頃は、まだオンラインで学ぶスタイルは主流では無かった(むしろ同業の間ではあまり良い印象ではなかった)けど、フィットネスとしてではなく、ヨガを本格的に学びたいと思っていたので、日本にいながら、しかも家で!伝統的なヨガを学べる環境は、私にとっては好都合だったのです。

ヨガは日常に繋がっている

講座を受け始めて、まず、ヨガとは「幸せとは何か?」という哲学から派生したものであり、ポーズはヨガ全体でいうところのほんの一部分、しかも導入部分でしかないことを知りました。

その事実に衝撃を受けましたが、ヨガの哲学的な部分は、学校や職場では教わってこなかった内容ばかりでした。

これまでは、何かを達成してもまた次の課題や目標がやってきて、もっと頑張らなきゃ、もっと努力しなきゃ…と常に自分を奮い立たせ、自分に不足したところを埋めるようにもがいていました。でも、ヨガは、今を大切にして、自分にとって必要なものはもう十分にあるんだよ、と言うのです。

これまでの人生で教わったこととは、むしろ真逆のことで、とても面白くてどんどん興味が湧きました。

それに、自分自身が劣等感を抱いて生きていたので、ヨガをすることで何か変わるかも、そしてそれは、現代医療では治すことができない、何か大事なことに繋がるんじゃないのかとも思いました。

自分の感覚を取り戻す

ヨガは、自分が感じることを大切にします。今どんな呼吸をしているのか、体に違和感はないか、気持ちよく伸びているところ、今日と昨日の体の違いは…

そうやって自分自身に意識を向ける(内観する)ことで、自分の内側の変化に繊細に気がつくようになります。ヨガのポーズをしながら、この内側を感じる感覚を研ぎ澄ませるようになると、さらに奥深く、自分の心の変化にも気がつくようになります。

それは、自分の好き/嫌いや、快/不快といった感覚です。ポーズや瞑想をしながら、自分の快適な感覚を、体感として分かるようになっていきました。

それは、日常生活でも、快/不快を知るセンサーとなって働くのです。

例えば、一般的に体に良いと言われる食べ物でも、自分が食べてみて、体が重たくなったりうまく消化できないと、それは自分にとっては合わないものだと判断できたり、

「あ、ここ素敵だな!」と感じたお店にふと入ってみると、そこで思いがけないご縁に巡り合えたり、

この人自分とは合わないな、嫌だなと思った人と無理に関係を続けようとすると、後に面倒なことに巻き混まれたり。

つまり、自分の快適な感覚に従うと物事がスムーズに進み、逆に不快な感覚を無視すると自分が望まない方向に出来事が進んでしまう…ということを経験として分かるようになったんです。

快適な感覚というのは、言い替えれば自分の「本音」でもあります。

本音に従うと生きる力が湧いてくる

ヨガを実践しながら、日常生活でも自分の快/不快を感じながら、選択していくようにしました。

これまでは、一般的に良いと言われることや常識でものごとを選んでいましたが、自分の本音が分かるようになると、不快のセンサーがものすごく敏感に働くので、世間で言われていることが必ずしも正解ではないということに気がつきました。

食べ物、身の回りのもの、人間関係、情報、お金、パートナーシップ、やりたいこと。自分の回りにある全方位の、ものひと価値観に対して、できる限り自分の快適なものを選択するようにしていきました。

もちろん全てが最初からうまくいくわけではないし、沢山失敗もするんですが、そこから学びを得て、軌道修正を繰り返しているうちに、

あれ?何だか最近生きやすくなってる!

素敵な人ばかりに囲まれて有り難いな♡

毎日がとっても幸せ♡♡

と、感じることが増え、

昔感じていた背中の辺りのずーんと重たい感じが消え、あれだけひどかったアトピーも軽減し、自律神経が整い、身体の巡りも良くなっています。今は、身体の奥深くから生命力が湧いてくるような、そんな感覚です。

終わりに

ふーー。長かったーー!

ヨガを学び始めたのが2010年。かれこれ10数年ヨガをしているので、自分のヨガストーリーを書き出すだけでも一苦労。かなりはしょっているし、この先にもまだ子どもの病気とか不登校とかあるけど😅

色んな事があるけどさ、最後に笑っていられたら人生最高だよね!!!

そう、「繊細で優しい人のためヨガ」は、私が私を取り戻すためのストーリーでもあるのです。自分が経験して得た気づきを元に、ヨガの視点からシェアします。私のヨガ人生の集大成でもあるので、なかなか壮大すぎて、腰が上がらなかったんだけど、頑張ってやっていくぞー✊

と、肝心なヨガの説明については、次回詳しくお伝えしますね。

最後まで読んでくれてありがとう♡♡

love♡angie

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