私は、小さい頃からアトピーで肌が弱いのですが、アトピーがあると、肌につけるものや食べるもの、着るもの、肌に触れるもの、と普段から気をつけていることも多いので、少しずつ記事にしていきたいなと思っています。
肌が弱いがゆえに、使える化粧品って少ないです。選ぶ基準は、肌に刺激がないもの、香料や余計なものが入っていないシンプルなものです。
自然のもの、合成のものに関わらず、自分が心地よく使えるものを選ぶようにしています。あまり自然派に偏りすぎると、ものによってはかえって刺激になって、肌荒れを起こしてしまうこともあるので、天然成分だとしても注意は必要です。
同じように手作り化粧品も、超敏感肌のアトピーさんにはあまりおすすめできません。
自然のものは、必ず腐敗・劣化します。気候や土地によって成分が変化するので、同じ手順で作ったとしても、濃度や香りなどいつも一定ではありません。手作り化粧品だと、どんな成分、濃度、状態になっているか分からないものを直接肌につけることになるので、超敏感肌の人にとって、それはちょっとリスクが高いのでは、と思います。
なので今日は、市販されているものの中から、肌にやさしいスキンケアシリーズを紹介しますね。
和光堂 ミルふわシリーズ
低刺激、シンプルな構成で赤ちゃんから敏感肌の大人まで使えます。
使えるスキンケア化粧品がなく、探していたときに最初に出会ったのが、和光堂のみるふわシリーズです。
うちは子どもたちも乾燥肌、アトピー肌なので、私と一緒に使っています。
◯みるふわ ボディソープ
かずのすけさんのブログを見て知ったのですが、それまではずっと石鹸を使っていました。化学薬品の入ったボディソープよりも、せっけんの方が肌に優しいものだと思っていたので…
でも、せっけんは洗浄力が強く、使ったあとのつっぱり感や肌の赤みが出るのは、洗いすぎだと知り、このみるふわベビーソープを使ってみました。
以下抜粋
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両性イオン界面活性剤の「ココアンホ酢酸Na」を主成分に、「ココイルグルタミン酸K」「ラウロイルアスパラギン酸Na」などのアミノ酸系界面活性剤を配合。
高級シャンプーのベース成分にも使われる低刺激な成分のみを厳選しています。
さらに基本は洗い流されてしまう成分ではありますが、オリゴ糖のラフィノースや、セラミド3やフィトステロールズなど肌の細胞間脂質成分なども配合。
また、肌に残留しやすいカチオンポリマー成分なども入っていないのが赤ちゃんや敏感肌の方向けの構成と言えそうです。
無香料・無着色は当たり前、肌刺激になる高級アルコール系洗剤も無添加。何かとアレルギーとかを起こす植物エキスや精油なども入っていません。
https://ameblo.jp/rik01194/entry-12495431768.html
↑ここまで。
最初は、アミノ酸系特有のぬるっとした感じが慣れなかったのですが、お風呂後の肌のつっぱり、赤み、乾燥がこれまでと全く違いました。私には石鹸は強すぎたようです。
ただ、この分洗浄力はとても穏やかなので、使い始めたときは石鹸との洗浄格差でニキビのようなものがポツポツ出たのですが、1週間ほどで落ち着きました。
あと、泡で出てくるタイプのポンプですが、私はさらに泡立てネットでキメを細かくして刺激を減らしています。
◯ベビーミルキーローション
さらっとしたつけ心地で、子どもたちも嫌がりません。乾燥が落ち着いているときは、ヒルロイドローションから、こちらに移行しています。
何より、大容量でポンプ式なのが本当に便利なんですよね。お風呂上がりとか、寝る前に子どもたちにさっとつけられるし、子どもたちが自分でつけても、出しすぎてべちょべちょにならない!
うちはミルキーローションを使っていますが、油分が少ないジェルタイプもあります。ニキビができやすい方はジェルタイプがおすすめ。夏場の使用や化粧水代わりにも使えそうです。
◯ベビークリーム
最後にベビークリームです。
ベビーローションのあとに、乾燥の強いところや、またハンドクリームとしても使えます。
オリーブオイルやシアバターなどの油脂類は肌馴染みがよくて好きです。アトピーさんの肌に不足していると言われる、セラミドが配合されているのもうれしい。
それでいてお値段が可愛い♡ので、もう3本目かな?ずっと愛用中です。
以下抜粋
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低刺激の保湿剤「BG」と「グリセリン」をベースに、安定性を高めた「水添パーム核油」と、肌の皮脂との類似成分である「メドウフォーム油」を主成分に構成。
しっかりセラミド3やフィトステロールズも配合して、皮脂の類似成分であるオリーブ油、シアバター、スクワラン、ブドウ種子油などなどを配合してます。
ちゃんとした「油脂」をこれだけメイン配合しているベビークリームはとても稀で、安いやつは大抵ミネラルオイルとかの安価な油で作っているんですよ。
ミネラルオイルは保護作用は高いのでそういう使い方はありなのですが、既に乾燥状態にあるときの保湿にはあまり効果がないので保湿効果を重視する場合は油脂系の成分を配合したものが適しています。
https://ameblo.jp/rik01194/entry-12495431768.html
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ここまで
こちら、動画でも分かりやすく説明されていました。
自身がアトピーを経験されている専門家の情報は、他にも参考になることばかりです。
私が10代のころは、まだアトピーの研究や治療法も確立しておらず、ただ薬をつけては悪化しての繰り返しでした。もちろん肌に優しい化粧品なんてほとんど無かったのですが、最近は敏感肌向けの商品も増えてきていて嬉しいです。
お薬も化粧品も上手に選んで使っていきたいですね!
それでは、また♡
あずさ