今日は子どもの話をしようと思うんだけど、内容的に、どうしてもどんよりしちゃうかなー。
こういう話をするとすごく心配されちゃって、それはそれは有難いんだけど、私は落ち込んでるわけじゃなく、思ってることを綴っているだけなので、心配させてしまったらゴメンねーと、先に伝えておくね。
何度か話したことあるけど、小6の上の子は発達障害があって、まだちゃんとした診断はこれから受けるんだけどね。先週、中学校に上がるための就学相談の時に、簡易的なテストをしたら、知的な遅れはなく、社会性も高いそうなので、診断としてはグレーゾーンなのかも。
とはいえ、感情面のコントロールが苦手で、感情、知性、行動のバランスが折り合わないから、友達や学校の先生とぶつかって、トラブルになったり、パニックを起こすこともしばしば。
そんな感じだったから、いよいよ5年生の冬の頃から不登校になっちゃって、今は、行ったり行かなかったり。行ったとしても2時間くらいで帰ってくるし。3時間目くらいに行って、ホームルームまでいれれば、ブラボー!って感じ(笑)
しかし、不登校。学校に行かないのはよいとして、だからといってまだ一人で時間をうまく使える訳じゃないから、勉強したり、体を動かしたりというのも、一人だとやらないわね。学校行きたくないからってずっと家にいても、フラストレーション貯まって結局すっきりしないやつー。それが困るのね。
さすがに、毎日面倒みてあげるなんて私も身がもたないから、も少し自分で考えてやってほしいんだけど、親が考えるほど、子どもは目の前のことしか見えてないから、そして発達の特徴で、考えたことと行動がリンクしないから。(いくら頭で考えても、体が嫌だと思えば絶対無理。やらない。)
そんな感じなので、我が子といえど、親にできることって実際は本当に少なくて。寂しい言い方かもしれないけど、本人の意志が向かない限り、周りがいくら手を尽くしてもどうしようもなかったりするんだよね。
有難いことに、学校も友達も、理解してサポートしてくれる人ばかりなので、助かっているんだけど、それでも良い方向に進まないことも多い。
発達障がいのこと、まだまだ認知され始めて20年くらい。だから、分からないこともたくさんあるし、その子によっても違うし、何より周りに理解されにくい。(何なら下手な大人より、子どもたちの方が理解があると思う)
中には、発達障がいを病気じゃなくて、その子の個性という人もいるんだけど、まぁ、個性といえばそりゃそうだけど、感情が暴走して本人も周りも困っているわけだから、そんな個性で片付くほど、生ぬるいもんじゃぁぁない。だからこそ抜きん出た才能を持っているのも事実。ただ、それ以上に生活面で困ることが多いのよ。
あと、何か原因が分からない病気が出ると、必ずケミカルのせい、時代のせいにする説。全く関係ないとは思わないけど、それを言ったところで精神的負担が増えるだけで、根本的に何も変わらないと思う…
自分の経験で話をすると、子育てでもそうだけど、障がいを持っている子は、どうやったって周りの理解とサポートが必要なんです。そして、それは、お母さんだけでは難しいのよね。
とすると、頼れる相手や場所を、たくさん作ることが必要かな。家族はもちろん、学校、病院、カウンセラー、子ども相談所、療育、習い事、ケアサービス、フリースクール…
うちは土日も夫が仕事だから、休みの日は私一人で面倒みなきゃいけない。男の子相手にそんなの無理だから、土日の習い事をさせたり。親にとっても、子どもにとっても、学校と家庭以外の居場所があると気持ちが楽よね。
担任の先生も、すごく良い先生で、色々と気にかけてくれているし、本人も、友達も担任の先生のことも大好きみたいなんだよね。それでもやっぱり学校に行きたいとはならないらしい…
フリースクールとか、ケアサービスとか、学校以外の居場所があるといいのかな?今度、カウンセラーさんや児童心理士さんと、これからのことを相談することにしています。
子どものこととなると、親としてもキーッとなりますが、もちろん悪いことばかりじゃなくて、私が考える斜め45度上を行くこともあり、面白いこともたくさんあります。
うちの子は、図工が大好きなんですが、学校に遅れて行ったので、図工の時間に間に合わなかったそうです。で、どうしたかというと、その日の午後、隣のクラスで図工の授業を一緒に受けたんだとか!!!
それを許してくれる先生の神対応と、それを受け入れてくれる生徒たちに感謝感激でした。(爆笑)
今日は特にオチもないけど。
それでは、またねー。
angie