ヨガをするときに、どうしても気になるのが柔軟性。
体が硬いとできないイメージ。
周りの人と同じようにできない。頑張ってやってみるけどしんどい。
そんな風に、他人と比べたり、難しいことをやろうとすると、
体より先に心が折れてしまって、
せっかく興味を持ったヨガも、嫌になってしまうもの。
ヨガの本来の持ち味を体験でなきなくなってしまうのは、とても残念。
ヨガはポーズを完成させることが目的じゃありません。柔軟な体を目指すこと、ダイエットのためでもありません。
最も大切なことは、
『自分を知ること』です。
ヨガが他のスポーツと違うところは、
“生きるためのツール”であることです。
だから、ヨガをするときは、
そのままの自分に意識を向けて、
自分が感じたことを、大切にしてください。
体が硬いなら、
体が硬い、
そのまんまの自分で、いいんですよ。
どうにかしようとしなくていい。
あるがままでいい。
否定したくなる自分もok
そんな自分に気づいてあげるだけ。
そして、体を動かしながら、
体のどこが硬いのか、
左右どちらがやりにくいのか、
気持ちよくできる場所はどこなのか、
自分の体を、じっくり感じてみてくださいね。
からだが硬いからこそ、分かることがあります。
自分にとって不快な感覚
→痛い、苦しい、辛い、違和感がある、呼吸がしにくい…
これは、何かが間違っているということ。
やり方が違うのかもしれないし、
できないことを無理してやろうとしているのかもしれないし、
力が入りすぎているかもしれない。
自分にとって快適な感覚
→心地よい、気持ちいい、清々しい、じんわり温かい、呼吸が深まるところ…
それは、自分の正解です！
人によってできること、できないことがあります。
誰かの言うこと、考え方、教えが本当に自分にも当てはまるかどうかは分かりません。
感覚が研ぎ澄まされてくると、自分に必要なものを選ぶことができるようになります。
その感覚を、ヨガを通して体感すること。
自分の快と不快を体に染み込ませることで、日常の中でも、その感覚がセンサーとして働いて、
どんな時も他人に振り回されることなく、地に足をついて自分の望みの方へ進むことができるようになりますよ。
yoga angie
あずさ
