ヨガをするときに、気をつけてほしいポイントがいくつかあります。
人と比べない。
呼吸を止めない。
焦らない。
ゆっくりと動く。
自分の内側を感じる。
心地よいポイントを探す。
自分の気持ちよいところが、正解。
それから、
“頑張ってやらない”
ということです。
その目安は、持てる力の7割くらい。
気持ち的には、67%くらいかなぁ~
7割りだと、ちょっとやりすぎ。
7割ちょい少な目、くらい(笑)
もっと頑張った方が、いいんじゃないかな。
手を抜いてるんじゃないかな。
というような絶妙なラインです。
要するに、ちゃんとやるんだけど、
「余力を残しておく」
ということ。
そして、実は、この残りの4割の方が、
ヨガではとっても大事。
緊張した状態が続くのは、
体にも負担がかかるし、心も苦しい。
学校や会社では、いつも全力を出して、結果を出すように言われてきましたよね。
さぼっちゃイカンと。もっと頑張れ、頑張れって。
もちろん、ここぞというときに、
全身全霊をかけて物事に取り組むことが、悪いというわけじゃない。
そういう時も、時には必要です。
だけど、ヨガは日常でもあるので、
いつもいつも全力でやってたら、心も体も疲弊してしまいます。
わたしたちは、日常の中で、
「苦しい~。 辛い~」
を感じたいわけじゃなくて、
どちらかといえば、
「嬉しい~。 幸せ~」
を感じたいわけだよね( ´∀` )b
余力を残すことで、”いま“を感じることができる。
例えば、ヨガのポーズを取るときに、
早く上手くなりたい、とか、他の人と比べて、
無理してポーズをキープしても、
その時感じるのは、
痛いーー!つらいーー!早く終われーー!きっつーーーい!!!
だと思うの(笑)
そうじゃなくて、
ヨガでは、自分をたくさん感じてほしいんです。
あー、伸びてるなーー
これくらい曲げたら気持ちいいなー
体が温まっているなー
ここが硬いんだなー
前回よりよくできているなー
うまくできないなー
そして、ポーズを解いたときの、解放感とその時の感覚。
それらを感じるための、余力がとっても大切。
ヨガが初めてだったり、チャレンジなポーズをするときは、
余裕を感じるのは、難しいかもしれないけど、
基本は、自分にとっての心地よさを、
大切にしてくださいね。
余韻や空白というスペースに、
喜びや幸せって、たくさん満ちています。
たとえたくさんのお金や名声があったとしても、
喜びや幸せを感じられるこころの余裕がないと、
きっと、しんどいだけだと思うんだよね。
限界を超えろ!自分に負けるな!これを乗り超えれば楽になる!
高い目標を掲げて、それを達成することを喜びとする
アスリートタイプの人も、一定数いるんですけど、
別にそういうタイプじゃない人は、無理に自分を高めようとしなくてもいいんです。
ひとつひとつ、目の前のことを丁寧にやっていると、
気がついたら、前より良くなっているじゃん!
思いがけないところで、願いが叶ってるじゃん!
ということは、実は結構多いんですよ✨
ついつい頑張ってしまう人、
目標を立てても続かない人、
難しいことが苦手な人、
人と比べて落ち込んでしまう人、
焦って結果を求めてうまくいかない人、
そういう人は深呼吸して、
6割くらいの力でやればok!
と、意識してみてくださいね。
yoga angie
あずさ