こんにちは。桜が開花しましたね!
いつの間にか季節は春。今年もお花見は自粛なので寂しいですが、毎年春を告げる桜のどっしりとした木々を見ると、日本に産まれて良かったなーと思います。日本人にとって、桜は人々の心に花咲く大きな存在ですよね。
春、新生活が始まったり、身の回りの環境が変わったり、春の陽気で眠気が取れなかったり、アレルギーが辛かったり。
冬から春になり、気温の上昇とともに、からだの巡りも良くなり、その一方で環境の変化に慣れず、体が重たくなりがちですね。
そんな季節に取り入れたい、スパイスをご紹介します。
スパイス。香辛料って日本食にはあまり馴染みがないですよね。スパイスたっぷりのアジア料理は日本人の胃腸には合わないことも多いです。以前私もスパイスの効いた料理を食べて、えらいことになった記憶があります…
でも、スパイスの特徴をうまく利用して、体調や消化力に合わせて種類を選んだり、量を調整したりすれば、体に負担をかけずに取り入れることができます。
3つの辛み トリカトゥ
スパイスは全てが辛いわけではありません。辛みの成分を持つもの、そうでないものがあります。
そして、唐辛子のようなヒーハーする辛み(!)じゃなくても、普段の食卓にも馴染みのあるスパイスもあります。
この、トリカトゥは、3を表す「トリ」+「 辛い」食材からなる薬という意味で、アーユルヴェーダではとてもポピュラーなスパイスです。
ショウガ(ジンジャー)
黒コショウ(ブラックペッパー)
長コショウ(ヒバーチ)
を、1:1:1で合わせたもの。
脂っこい食事や重い食事の後など、消化が良くないときに摂ると、効果的です。風邪で食欲がない時や、体重をコントロールしたいときにも使えます。
長コショウは、沖縄では一般的なコショウで、色味は黒コショウより薄い黒~茶色。香りがとても良く、食欲をそそりますね。庭先に長コショウの木が生えているのをテレビで見たことがあります。
このピリッとした刺激が、からだの調子を整え、デトックス効果があるそうです。
アーユルヴェーダでは、トリカトゥをお湯に小匙1杯ほど溶かして飲むようですが、
私にはちょっと刺激が強いので、普段の料理に使っています。トリカトゥを野菜炒めに入れて味を整えたり、魚やお肉を焼くときにも。
塩胡椒の、”コショウ”の感覚で使えるので、何にでも合わせやすくておすすめ。長コショウの香りが良いので、お肉を焼くときにかけると本当に美味しい♡
最近はスーパーにもスパイスコーナーがあって、たくさんの種類がありますね。長コショウは、カルディで買いました。沖縄のアンテナショップにもあります。
私たちの馴染みのあるスパイスだし、手軽に使えるし、何にでも合うのでぜひ試してみてくださいね。
あずさ